あの坂を上れば、あの子が働いてる店があるんだけどさ。
一目見たとき、ひとめぼれしちゃって。
恋なんてさ、考えてないときに限って、突然やってくるから。
凍りついてた心の扉を、あっけなく開いたアイツがいた。
理屈とか、言い訳とか、そんなものが欲しくて、それが無かったら嫌で。
でも、ふとしたはずみでやってくる訳の分からない痛みやツラさが心地よくて。
恋してるのかどうかなんて、よくわからないけど
やっぱり、もう一度アイツに会いたくて。
横顔だけだと、顔を思い出すのも、ちょこっと苦労するんだよね。
ウチのハートを盗んだ犯人はさ、今日も笑ってるのかなぁ。
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