お腹が減ったと誰が決めたのだろう

夏季休暇真っ只中。

僕が夏季休暇にやることは、おおよそ決まっている。

  • 各種サービスのIDとパスワードの管理
  • 家庭内のIPアドレス振り直し
  • ファスティング

などなど。

 

とりあえず今回は、ファスティングにチャレンジしているところです。

大型連休で感じることは、自宅だとゴハンが減るということ。会社のように休憩時間や休憩場所の制限がないので、「お腹が減ったら食べる」ことができる

ある意味、当たり前の行動かもしれませんが、会社員であればそれが難しい。

12:00にチャイムが鳴ったら昼食を。という方がまだまだ多いのだろう。

お腹が減っていなくても、もう少しあとでゴハンが食べたいなと思っても、結局のところは休憩時間に合わせてゴハンを食べてしまうということです。

 

その流れがあるからこそ、オフィス街の飲食店は11:30~13:30ごろを手厚くするようなことができるのかもしれない。みんながバラバラにゴハンを食べる世の中であば、また営業手法が変わっていることだろう。

 

ファスティングをして思うことは、意外といけるぞ。ということ。

多少、お腹が減っても生きていけると実感してる。2日間くらい食べなくても大丈夫そうだ。

身体の調子がいいとか、匂いに敏感になるとか、巷ではよく言われているけど、それ以上に僕が感じることは「時間が余る」こと。

 

ゴハンを食べる時間を20分×3回とすれば、1日1時間の時間が生まれる。合わせて、今日は何を食べようかな、どのお店に行こうかな、と思う時間や、行列のできるお店で並ぶことを考えてたら、ぐっと時間の節約ができそうな気がする。

 

デメリットとしては、時間をつぶすのが難しいということ。ファスティング中はカフェインもあまり摂らないようにしているので、コーヒーショップは行かないし、ふとした空き時間にゴハンを食べることで、時間の穴埋めをすることもない。ぼーっとしていられるだけの時間がたくさんある。

移動スケジュールに「ゴハン」と入れなくてもいいし、コンビニすらない場所が続いたところで、へっちゃらなのだ。

 

いつの間にか当たり前にしていたゴハンの文化が、足かせになっていたのかもしれない。

 

ファスティングをしながら考えることは他にもある。

実際にどれくらいの量を食べるのが正解なのか、ということ。栄養学的に1日2,000kcal食べましょうとか、基準があったとしても、自分にマッチする基準はどこにあるのだろうか。

 

定食屋さんで、からあげ定食を頼んでも、大盛だったり、物足りなかったりするように、満足する量が分からないのも問題だ。

量と一括りにしても、それはボリュームなのか、種類なのか、それもまた違ってくる。

 

自分自身のお腹が減っているレベルが感覚でしか分からないから、結局のところ感覚でしか判断ができない。

サンドイッチで満足することもあれば、ごはんを2杯食べたくなることも。こまめに5回くらい食事をしたい人がいれば、1日1回の食事で済ませたい人もいる。とりあえず、定食屋さんに行けば、だいたい同じような1食が出てくるのでそれを利用すればいいのだけど。

 

いつの間にか誰かが勝手に決めた基準を、世の中の基準だと思い込んでいるのだ。人それぞれの生き方、人それぞれのライフスタイル。

お腹が減ったのは誰が決めることなの??それは自分自身でしかないし、お腹が減ったレベルも人それぞれ。

 

最近、周囲でファスティングをする人が増え、ネットやテレビでも騒がれるようになったから僕も取り入れてみただけ。しかも長期休みの時しかできない。

それでも、自分の”食事”に対する意識が変わってきたことが、まずもっての成果だと思っている。

 

休みの日の方が自由にゴハンを食べれるから、限界まで我慢できる。

そんなことを感じたのもファスティングをしたからだ。

 

日々の生活の中で、問題なく食事ができる環境にいると、それがマヒしてくるのだろう。ちょっとした刺激を与えるためにも、連休には短期間のファスティングを取り入れてみよう。と改めて感じたのだった。

 

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