今週末、本当にひどかった。
大きな問題がないままに帰ってこれだけど、小さな問題にメンタルがだいぶやられた。結局のところ笑い話で済ませられても、僕自身は許せなかったりする。
カメラを会食のあったお店に忘れてきてしまった。
僕は電車の関係で先に失礼したのだけれど、電車を乗り換える際に荷物が少ないことに気付く。カメラを忘れてきたのだ。
会場には友人が残っているので、連絡をして探してもらった。無事に見つかって届けてもらえることに。
本当にそれでよかったのだろうか。
終電の時間があるからとはいえ、大事なカメラの捜索と運搬を友人に頼んでしまったことが、僕の中でモヤモヤしている。
カメラ自体は高くないし、友人のことは信頼しているので、それがどうこうというわけじゃなく。
ビジネスでも使っているそのカメラを、自分で探しに行かないことに後ろめたさを感じていた。
終電には間に合わなくなるけど、20分で会場には戻れたのだ。飛行機や新幹線に乗ったあとなら別だけど、そうじゃなかった。
カメラを置いてきてしまったという事実、それを取りに戻らなかったという事実、撮影データの安全を守れなかったかもしれないという事実。
カメラは友人が持ってきてくれるので損失はないんだけれど。着ていたパーカーを忘れたとか、買ったお土産を忘れたとか、それとは次元が違う話なのだ。僕の中では。
仕事道具だし、撮らせてもらってるデータもあるし。
カメラが無事に返ってくるからいいじゃん。と思われるだろうけど、僕にとっては巨大なパンチでしかない。今後、カメラを手にするごとに、今日の後ろめたさが蘇ってきそうだ。あの日の判断は適切だったんだろうか、と。
とはいえ、カメラを探してくださった皆さま、持ってきてくださる友人氏、本当にありがとうございます。その後ろめたさが幾分か軽く感じるのは、カメラが見つかったからです。
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